仕事上、お肉を生のまま刺身で食することが多く、販売をしなければ問題が在りません。
でも実際は生で食してほしいのが実情です。
では、当店の拘りである生肉ですが、冷凍にしないと言う事です。
何が冷凍と生肉の違いが有るのかと言うと細胞が冷凍する事により、膨張して、パンクしてしまうのです。それを、解凍すると細胞の膜がごみ状態になり、トゲができます。
それを口に入れると、ザラッとした舌触りに成るのです。
冷凍したお肉は舌ざわりだけでは御座いません。
冷凍焼けしてしまったり、うまみである細胞の中のうまみの水分が逃げてしまうのです。
最近、マグロもお刺身で生が流行っておりますが、居酒屋さんとかで冷凍のものを生です!とお出ししている店舗も見受けます。
ただ、見分け出来ない方も悪いと認識いたしますが、だましている方はもっと悪いと思われます。
簡単に見分ける方法をお教えいたします。
一枚刺身をメクッテみてドリップがツマに付着していなければ、生確定です。付着している場合は解凍のマグロなんです。
お肉も一緒です。ドリップが出ている場合は、冷凍後の解凍です。ある芸能人が、お肉は裏がいすな!!!
と言いますが、冷凍のお肉しか知らないから裏返すなと言います。「この人知らないんだ!!!」と痛感する事が有ります。
その人はもう一つ言います。お肉は二度モミが美味しさの秘訣だと!!!
二度モミのお話は、次回のお楽しみです。では営業に戻りますので、お店でお待ちいたしております。